有償ボランティアのマッチングサービスを活かす
福岡県北九州市(以下、北九州市)が、株式会社プラスロボ(以下、プラスロボ)と介護人材確保のための連携協定を締結したと、10月9日に発表している。
団塊の世代が後期高齢者となる2025年を間近に控え、今後も介護需要が増加するほか、生産年齢人口の減少も見込まれ、介護人材の確保は喫緊かつ困難な課題となっている。同連携協定では、プラスロボが提供する有償ボランティアのマッチングサービス『スケッター』を活用し、介護人材のすそ野を拡大する取り組みの強化を目的としている。
プラスロボが『スケッター』を半年間無償で提供、北九州市が介護事業所や市民に向けて同サービスの募集の広報を行い、介護に関わるきっかけを提供する予定だ。
多様な人材が介護業界に参入することに期待
前述の取り組みによって『スケッター』の活動データを北九州市が解析することにより、潜在的な介護人材の「見える」化を進める。
そして多くの市民が介護業界に関心を持ち、多様な人材が介護業界に参入することに期待を寄せている。1年後には市内の事業所100か所と、市民1,000人の登録を目指す。
(画像はプレスリリースより)
福岡県北九州市プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000092.000076777.html福岡県北九州市「株式会社プラスロボとの連携協定を締結」
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/ho-huku/16800570.html