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2025年05月04日(日)
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パーキンソン症状をともなうレビー小体型認知症に対する治験を来年スタート

パーキンソン症状をともなうレビー小体型認知症に対する治験を来年スタート

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精度の高いデータを収集
株式会社上山製作所は、2025年1月より、パーキンソン症状をともなうレビー小体型認知症(以下、DLB)患者約70名を対象に、超音波治療機器による治験を開始する。

レビー小体型認知症
既存薬物治療への補完治療として期待
この治験はDLB患者の運動機能改善と生活の質向上のため、新たな選択肢となる医療機器を開発するべく行われる。

まず、同社は脳内を微弱な波動でマッサージする長波超音波に焦点を当て、脳の血流と脳機能の活性化を促進する治療機器「経頭蓋微弱超音波振動刺激装置」の開発に着手した。

その後基礎研究とパイロット試験を繰り返した結果、初老期の健常人に20分間照射することにより脳血流が約15%増加したことが確認できた。

また中等度のDLB患者に対して特定臨床研究を実施した結果、特に運動機能障害の顕著な改善が認められたほか、DLB治療の問題点としてあげられる幻視・幻聴・妄想や運動機能障害にともなう介護者の負担も減少することがわかった。

なお、今回の治験計画では国内10施設の病院施設が参加の予定としている。開発した機器は入所施設や在宅での使用が可能だ。同社は今回の治験がDLBに苦しむ患者の新たな治療の選択肢、さらには家族や介護者にとって負担の軽減につながる選択肢となることに期待を寄せている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

株式会社上山製作所 プレスリリース
https://www.worldbrain.jp/


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