実際に施設で働いている職員が講師として登壇
NSGグループの国際こども・福祉カレッジ介護福祉学科が、学生に認知症高齢者の視点を学ぶ機会としてVR認知症体験を実施したことを、10月26日に発表している。
同学科では2年間にわたり国家資格「介護福祉士」の取得を目指すカリキュラムが行われ、独自科目の「プラス講座」を通じ、外部からのさまざまな専門家から指導も受けられる。
今回はサービス付き高齢者向け住宅を関東で展開している株式会社シルバーウッドから、実際に施設(千葉)で働いている職員が講師として登壇。VR認知症体験をオンラインで実施した。
VR機材を装着して認知症利用者の視点を体験
VR認知症体験では学生がVR機材を装着し、認知症利用者の視点で3つの体験をした。
その体験ごとにグループワークを行い、利用者の視点に立ち「本人の視点に立ったとき何を感じ、何を思ったか」や「どうしたら安心してもらえるか」などを話し合い、どのような関わり方をすれば良い支援につながるのかを学んだ。
また、実際に認知症当事者のインタビューなどもあり、本人を取り巻く状況の理解などにもつなげられる機会となっている。
(画像はプレスリリースより)
学校法人国際総合学園 国際こども・福祉カレッジ
https://www.wm-c.ac.jp/NSGグループのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001525.000032951.html