10年以上勤務する介護スタッフ6名が回答
株式会社ニチイ学館は、同社勤務のベテラン介護士に対してヒアリング調査を実施し、その結果概要を2024年11月8日に発表した。
同社は、介護/医療/保育サービスなどを全国で提供している企業。今回のヒアリング調査は、厚生労働省が制定した11月11日の「介護の日」にちなんで企画され、同社にて10年以上勤務する介護スタッフ6名が同年6月にオンラインにて回答している。
「感謝の言葉を直接聞けるのが一番の魅力」
今回のヒアリング調査では、まず介護の仕事の魅力について質問。回答では、「感謝の言葉を直接聞けるのが一番の魅力」という声が目立つ結果となった。また、「利用者から聞いた過去の体験が自身の知恵になり力になっている」といった声も上がっている。
介護の仕事を続けるための秘訣としては「お客様とのコミュニケーションを大切に」、業務に関する悩みの解決方法については「先輩のアドバイスをもとに経験を重ねることで解決してきた」といった回答が上がった。10年以上介護士経験の中で忘れられないエピソードとしては、在宅介護を強く望む利用者を最期まで希望通りに支えた満足感などが語られている。
理解/認識を深めることで支援につなげる
11月11日の「介護の日」は、介護の理解/認識を深めることで介護従事者らの支援につなげるべく、2008年に制定された。同社は、ベテラン介護士たちのリアルな声を発信することが「介護の日」の制定趣旨にふさわしいと判断。今回のヒアリング調査を実施するに至っている。
(画像はプレスリリースより)
【11月11日介護の日】ベテラン介護士へのヒアリング調査発表 - 株式会社ニチイ学館
https://www.nichiigakkan.co.jp/