ケアラーに対する被介護者の関係で最も多いのは「親」
株式会社ツクイが6月17日から6月30日にかけて、同社の介護サービスを利用している人の家族を対象(有効数:746人)に、「介護に関する意識調査」を実施。その結果を11月5日に発表している。
同調査で『介護をする人(ケアラー)の性別』を調べたところ、「女性」が最も多く69.0%で、「男性」が29.9%となった。
『介護をする人(ケアラー)の年齢』を聞くと、「60~69歳」が37.1%で最多。「50~59歳」が35.3%、「70歳以上」が18.5%などと続く結果が得られている。
また、『ケアラーに対する被介護者の関係』について質問したところ、「親」が最も多く69.6%、「配偶者」が16.6%、「義理の親」が7.2%などと続いた。『被介護者の要支援度・要介護度』を聞くと「要介護2」が25.5%で最多。次いで「要介護3」が17.7%、「要介護1」が16.6%などとなった。
ケアラーが担っていること1位は「コミュニケーション」
『ケアラーが担っていること(複数回答可)、負担に感じていること(3つまで)』を質問したところ、担っていることは「コミュニケーション」が72.9%で最も多く、負担に感じていることは「通院介助」が24.7%で最多だった。
また、『被介護者とのコミュニケーションで不便を感じていること(複数回答可)』を聞くと、「物忘れが多く何度も説明しなければならない」が39.4%で最多。
「こちらが話していることが聞こえにくい」が31.2%、「こちらが話していることを理解できていない」が30.6%などと続く結果が得られている。
(画像はプレスリリースより)
株式会社ツクイ
https://www.tsukui.net/株式会社ツクイのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000098.000049667.html