介護施設などから寄せられた意見・要望をもとに改良
株式会社シリウスが、『改良版 介護用洗身用具 switle BODY(スイトルボディ)』を、11月13日から11月15日にかけて開催される展示会「未来モノづくり国際EXPO 2024」に出展する。
同介護用洗身用具は、介護施設、医療機関などから寄せられた意見・要望をもとに、肌に触れるヘッド部分や、洗身時に使用するお湯の体感温度などを向上させた改良版となっている。
吸引時に発生する風と接触を避けて湯温低下を防止
同介護用洗身用具では、噴射口の長さが最適化されており、より肌の近くでお湯を噴射する仕様となった。寒冷地域での使用も考慮し、湯温設定を38度から45度までの温度帯に変更されている。
また、皮膚が弱い要介護者へのケガ防止のため、スポンジの厚みを増すことで、ヘッド側面のプラスチック部分が肌にあたる恐れを回避している。
さらに、吸引方法を見直し、吸引関連部品も改修。吸引口の一つを担っていたスポンジの留め具穴を塞ぎ、吸引時に発生する風と接触を避けて湯温低下を防止。吸引量の最適化も行い、使用した水が流れ落ちることがないようにした。
なお、11月5日には2024年度グッドデザイン賞において、「グッドデザイン金賞」を獲得している。
(画像はプレスリリースより)
改良版 介護用洗身用具 switle BODY
https://www.sirius-agent.co.jp/products/detail/78株式会社シリウスのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000058935.html