自動の文字起こし/要約で記録業務を効率化
株式会社ウェルモは、2024年11月26日、介護業界向け音声テキスト化AI『ミルモレコーダー』の提供を開始したと発表した。
同社は、介護業界に向けて業務DXソリューションを提供している企業。『ミルモレコーダー』は、AIによる自動の文字起こし/要約で記録業務を効率化するサービスであり、400名以上におよぶ現場ユーザーの声が活かして高品質な機能を実現している。
介護現場向けにカスタマイズされたAIを活用
介護現場ではサービスそのものの業務に加えて、モニタリング記録/ケアプラン作成/会議議事録作成といった記録業務も膨大に生じる。しかも、これらの多くは今なお手書き/手入力で行われている。この負担を削減すべく、同社は『ミルモレコーダー』を開発した。
『ミルモレコーダー』は、利用者の音声を自動で文字に起こし、希望のフォーマットに要約するサービスだ。文字起こしと要約には、医療/介護現場向けにカスタマイズされたAIを活用。医療・介護専門用語にも対応し、より正確で専門性も高いテキスト化と要約を実現している。
業務量が激減したという評価も
同サービスはまた、同社の業務自動化サービス『ミルモオートメーション』との連携により、記録システムへの自動入力も可能だ。導入現場からは、業務量が激減したという評価も寄せられている。
『ミルモレコーダー』は2024年8月~10月の事業化検証を実施し、400名以上の現場ユーザーから得た声を活かして機能を進化させ、今回の正式リリースに至った。同社は、記録業務全体をワンストップで効率化する未来を提供するとしている。
(画像はプレスリリースより)
医療・介護業界の記録業務をAIで圧倒的効率化!音声テキスト化AI「ミルモレコーダー」を正式リリース - 株式会社ウェルモ
https://www.welmo.co.jp/news/news-20241126/