高齢者が感じる「楽しさ・喜び」とは
株式会社日本能率協会総合研究所は、1月17日、全国に居住する60歳から90歳までの男女「高齢者6090リサーチモニター」2,500名を対象として2021年10月15日(金)~10月28日(木)に行った調査のレポート「高齢者6090レポートシリーズ 高齢者“きもち”調査2021年」を発表した。
大多数が「お菓子・スイーツ・アイスクリームを食べているとき」に楽しさ・喜びを感じる
同社の調査によると、高齢になるほど商品選びが面倒に。コストパフォーマンスを検討する意識も低下するようだ。
また、健康管理意識は80代で低下。食事意識の「栄養バランス重視志向」も健康管理意識と同様に80代から低下する傾向にある。
一方、高齢男女の9割前後が「お菓子・スイーツ・アイスクリームを食べているとき」に楽しさ・喜びを感じる。しかし「スーパーや酒屋でお酒を買うとき」に感じる楽しさ・喜びは、高齢になるにつれて減少していく。
最後に、商品購入の態度を新商品購入の早い順に5つに分類したイノベーター理論に基づいて、同社が60~90歳の高齢者を分類したところ、「イノベーター」「アーリーアダプター」は1割に満たず、6割近くが「レイトマジョリティ」「ラガート」に分類されることが今回の調査で明らかになった。
(画像はプレスリリースより)

株式会社日本能率協会総合研究所 プレスリリース(@Press)
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