介護現場の業務負担軽減に貢献
TANOTECH株式会社(以下、TANOTECH)は、6月27日、介護施設における体力測定業務に特化した「TANO CHECK」の販売を開始した。
製品の特徴
「TANO CHECK」はセンサー技術を用いて瞬時に全身の骨格を判断し、5メートル歩行とCS30の測定を自動的に行う。
また、握力・空間認識力の項目についても、測定後に数値を直接登録でき、片足立ちではストップウォッチ機能によりスムーズに計測できる。
さらに、IDを用いてログインすることで、個人ごとのデータ蓄積が可能なほか、「グループ設定機能」を使うと複数日にまたがって測定を行った場合でもグループ名でまとめることができる。
介護スタッフ1名での体力測定を可能に
介護施設での体力測定業務では、準備・測定・記録・データ入力・管理と手順が多いうえに人手も必要となることが大きな課題となっていた。
「TANO CHECK」を施設で行った実証では、測定時に測定機器を動かさずスムーズに行えたことで約7分で測定可能になり、1人あたり約43%の工数を削減できた。さらに、準備と測定後に集計するデータにかかる時間についても約70%削減できたことがわかった。
TANOTECHは、これまでアナログで行っていた計測を「TANO CHECK」によって自動化・簡素化することで少しでも課題解決につなげたい考えである。
(画像はプレスリリースより)
TANOTECH株式会社 プレスリリース
https://tanotech.jp/archives/2072