新人や志望者に向けた新刊
3月18日、介護現場の新人や、これから介護現場で働こうという人に向けた新刊『伝わる介護記録の書き方』が発売された。
著者は株式会社まこじろう福祉事務所執行取締役で、公益社団法人神奈川県介護福祉士会理事、神奈川県立西部総合職業技術校非常勤講師の鈴木真氏。出版社は日本能率協会マネジメントセンターで、A5判、248ページ、定価は1,700円(税別)となっている。
考え方・観察の仕方・表現の仕方など
常に時間に追われている介護現場において、時間を割いてでも介護記録を書く理由は何だろうか。介護記録は介護サービス事業者が利用者にどのようなサービスをしたのかを記録したもので、介護保険法において作成と保存が義務づけられている。
また、適切な介護を提供するために必要で、職員間の情報共有ツールでもある。もちろん、トラブルやミスを防ぐことにも役立ち、トラブルの際には事実を証明する材料にもなる。
著者の鈴木真氏には既刊の著作に『そのまま書ける! 早引き 介護記録の文例・表現辞典』や『よくある場面から学ぶ介護記録』があり、新刊では介護記録で悩みがちな新人などのために、介護記録の基本事項、表現例などについて解説。その意味や考え方、観察の仕方、表現の仕方など身につくようになっている。
(画像は
Amazon.co.jpより)

伝わる介護記録の書き方 - JMAM 日本能率協会マネジメントセンター 「人・組織・経営の変化」を支援するJMAMの書籍
https://pub.jmam.co.jp/book/b621868.html