介護ニュース
2024年05月07日(火)
 介護ニュース

嚥下専門医・スタッフのいない施設でも 迷わずに服薬介助 安全に服用

嚥下専門医・スタッフのいない施設でも 迷わずに服薬介助 安全に服用

このエントリーをはてなブックマークに追加
食事状況から導く、薬の飲み方ガイド
高齢者施設や在宅医療などにおいて、嚥下機能が低下している人への服薬介助を解説している新刊『介護施設・在宅医療のための 食事状況から導く、薬の飲み方ガイド』が社会保険研究所から発売された。

編著者は昭和大学薬学部臨床薬学講座臨床栄養代謝学部門、社会健康薬学講座社会薬学部門客員教授で医学博士の倉田なおみ氏である。A4判、246ページ、価格は3,080円(税込)となっている。

倉田なおみ
嚥下能力に応じた剤形を選択できるアルゴリズムなど
社会の高齢化が進み、高齢者施設の入所者が増え、摂食嚥下機能が低下している入所者も増加している。それら嚥下機能が低下している人に対しての食事の提供と介助についての議論は多いが、服薬問題については充分に行われているとはいえない。

倉田なおみ氏らは、厚生労働科学研究費補助金の助成を受け、「嚥下機能低下に伴う服薬困難に対応するためのアルゴリズム等作成のための研究」を実施。嚥下専門医やスタッフがいなくても、摂食嚥下機能が低下した人の服薬に関するアルゴリズムを作成、服薬介助の手間を軽減できるよう研究を行っている。

新刊では、嚥下能力に応じた剤形を明確化。最適な剤形を選択できるアルゴリズムの活用方法、服薬に関する現状と問題点、摂食嚥下障害のサインと原因などをわかりやすく解説する。

(画像はAmazon.co.jpより)


外部リンク

介護施設・在宅医療のための 食事状況から導く、薬の飲み方ガイド - 社会保険研究所ブックストア
https://shop.shaho.co.jp/700300


Amazon.co.jp : 倉田なおみ に関連する商品
  • 品格あふれる住宅型有料老人ホーム『プレザングラン夙川』が兵庫県西宮市に誕生(5月6日)
  • 介護職員のリアルに迫る!生活習慣に関する調査結果を発表(5月4日)
  • 離れて暮らす家族との距離を縮める「TQタブレット」に3つの新機能(5月2日)
  • MT居宅サービス、人生の最終章を生きる人々に安心できる場所を提供(5月2日)
  • 親の介護にカメラを利用するのは見守りか監視か?投票結果を発表(5月1日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索
    アクセスランキング トップ10










    お問い合わせ



    新着ニュース30件