第1特集は小規模多機能型居宅介護
日本初の本格介護経営情報誌『介護ビジョン』7月号が発売された。同誌は日本医療企画から毎月発行され、A4変型、80ページ、定価は1,320円(税込)である。
今号では第1特集で『在宅介護の救世主となるか 進化する「小規模多機能」』を掲載。第2特集『「誤飲」「怠薬」を防ぎ「減薬」を実現する「服薬管理」の処方箋』などが掲載されている。
薬のプロではない介護職による服薬管理
介護事業所の多くが収益面や人材面での課題を抱える中、在宅生活の利用者を支える小規模多機能型居宅介護が期待されている。地域包括ケアシステムの中核を担うサービスであるが、2024年度介護保険制度改正では、訪問と通所を組み合わせたサービスが創設される見込みで、競合が懸念される。
第1特集では、小規模多機能型居宅介護に期待されるサービスのあり方、地域で果たすべき役割などが紹介される。また、利用者は何らかの薬を複数服用していることが多いが、介護職は医師ではなく薬学のプロでもないため、利用者ごとの薬の管理に困ることになる。
第2特集では介護施設を運営する当事者やコンサルタント、認知症医療に携わる医師らによる理想の「服薬管理」を実現するためのアドバイスなどが掲載されている。
(画像は
Amazon.co.jpより)

地域介護経営 介護ビジョン
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