高齢者に自動で架電、AIと会話形式で体調などを確認
株式会社めぐみソフトが、高齢者向けの見守りアプリ『あんしんテレフォン』の提供を開始したと、3月5日に発表している。
同サービスは福祉事業者向けに開発。設定した時刻に高齢者(利用者)へ自動架電し、AIアシスタントとの会話形式で体調や悩みを確認することが可能だ。
これにより、利用者や家族の安心感を高めるとともに、日常生活における悩みを把握・解決。保険外サービス利用増加による売上アップにも寄与する。
AIアシスタントとの会話内容の文字起こしを実施
それぞれの利用者の状況を把握する必要があるものの、福祉業界では慢性的な人手不足が課題となっており、スタッフが定期的な架電などを行い、フォローアップを実施することは難しい状況にある。
また、利用者との接点が少ないために、サービスを通じて解決できる悩みが見過ごされがちだ。
『あんしんテレフォン』では、AIアシスタントとの会話内容を文字起こしし、会話の要約も作成。「困りごとがある」や「体調が悪い」といった会話内容があった場合は、対応が必要だと表示されるため、要対応の利用者が一目でわかるようになる。
(画像はプレスリリースより)

株式会社めぐみソフト プレスリリース
https://megumi-soft.com/releases/2025-3-5/