腰痛問題の改善で、休職・離職ゼロを実現
株式会社イノフィスは、2025年4月3日、同社のアシストスーツ『Soft-Power』『Every』が横浜の介護老人保健施設に導入されたと発表した。
同社は、『マッスルスーツ』ブランドでアシストスーツを製造/販売している企業。今回導入された2製品も『マッスルスーツ』ブランドのものであり、介護業界における腰痛問題の改善を通じて休職・離職ゼロの実現を目指す。
人工筋肉でアシストする『マッスルスーツ』
日本の介護業界では昨今、腰痛問題が深刻化している。入浴介助/排泄介助/移乗介助といった身体介護業務は腰への負担が特に大きく、休職や離職の要因となることも多い。人手不足を回避して高品質の介護サービスを提供し続けるためにも、腰痛対策の強化は不可欠な課題となっていた。
こうした課題に向き合うべく『マッスルスーツ』ブランドでは、人工筋肉のアシスト技術を活用したアシストスーツを展開している。同ブランドの『Soft-Power』は、電気が不要なため屋内外で様々な作業をサポートできる製品。『Every』は、中腰姿勢の作業で生じる腰の負担を低減するアシストスーツだ。
職員の身体的・精神的負担を軽減
今回『Soft-Power』『Every』が導入された施設は、横浜市の『リハビリポート横浜』。腰痛による職員の欠勤が課題化していた同施設は、展示会で『Soft-Power』の効果を実感して導入を決定した。導入後は職員の身体的・精神的負担が軽減され、腰痛が原因の欠勤も発生していない。
同施設では今後も『マッスルスーツ』の活用を進め、介護職の働きやすい環境整備を進めるとしている。
(画像はプレスリリースより)

介護職員の腰痛問題に終止符 ~アシストスーツ活用で休職・離職ゼロを実現へ~ - 株式会社イノフィス
https://innophys.jp/news/2025-04-03/