認知症になる前に「見逃さないで、MCI」TVCM放映開始

医薬品の研究開発、製造、販売、輸出入を行っているエーザイ株式会社によるTVCM「見逃さないで、MCI」が全国で放映中である。

同社は2024年11月に軽度認知障害(MCI)の疾患啓発を目的とするテレビCM放映キャンペーンを行っており、今回はその第2弾。MCIに対する理解をさらに深めてもらうことを目的とするキャンペーンである。

なお、TVCMは同社公式サイトやYouTubeでも視聴することができるようになっている。

脳の機能が低下し、日常生活に支障をきたし介護が必要な状態になると、認知症と診断されるが、認知症の前段階、認知症予備軍ともいわれる軽度認知障害という状態がある。「Mild Cognitive Impairment」を略してMCIとも呼ばれるが、この段階で適切な対策を行えば、現状が保たれたり、回復したりすることもある。

放映中の『MCI疾患啓発 TVCM「見逃さないで、MCI」篇』は、15秒と30秒のものが用意され、母と娘が登場。娘が母に「それ、さっきも言ってたよ」と心配し、母はもの忘れがMCIによるものである可能性を知って、医師に相談に行くことになる。

現在、MCIに対する認知度や理解度は低く、同社は「本TVCMを通してより多くの方々にMCIを知っていただくことで、認知機能の不調に対する世の中の関心が高まり、MCIの早期発見・対策に貢献できることを願っています」としている。

（画像はプレスリリースより）




「見逃さないで、MCI」～MCIの疾患啓発を目的とするTVCMの放映キャンペーン第2弾を全国で開始～
https://www.eisai.co.jp/information/2025/pdf/250425.pdf