川崎市民向けの認知症対応型グループホーム「ケアタス菅生」
株式会社アプリコット倶楽部は5月8日、川崎市民を対象とした認知症対応型グループホーム「ケアタス菅生」をオープンしたことを発表した。
認知症の高齢者が「その人らしく」暮らせる環境を提供するとともに、企業と連携した介護支援を通じ、働きながら介護を続ける家族を応援することを目的とした施設である。
木の温もりを感じる家庭的な施設
「ケアタス菅生」は川崎市宮前区菅生1丁目に位置し、川崎市に住民票がある人を対象とする地域密着型の施設。2ユニット、18名の少人数制を採用し、24時間体制でスタッフが常駐している。
バリアフリー設計に加え、木の温もりを大切にした家庭的な居住空間を整え、医療機関や地域包括支援センターと連携しながら、専門的な認知症ケアを提供する。
特に注目されるのは入浴設備で、機械浴ではなくヒノキの香りが広がる個浴施設を設け、「一人ずつ」スタッフが手浴ケアを実施。また、外気浴が楽しめる露天風呂風の屋外浴槽も用意され、利用者が快適に過ごせる工夫が凝らされている。
介護離職ゼロを目指し、企業との連携を推進
入居者だけでなく、その家族の介護離職ゼロを目指し、企業との連携も積極的に進めていく。
具体的には、介護と仕事の両立を支援する「認知症ケア」に関するオンラインセミナーの開催、無料の認知症相談窓口の設置、グループホームの見学・体験入居の受け入れ、さらにパートナー企業の社員向けに入居優先枠を確保するなど、多様な取り組みを用意している。
(画像はプレスリリースより)

株式会社アプリコット倶楽部のプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000161772.htmlケアタス菅生
https://caretus.com/