「パリアティブケア」の認知は全体の12.7%
opsol株式会社が5月8日から5月12日にかけ、家族の介護・終末期医療について考えた経験がある40代以上の男女を対象(調査人数:330人)に、「パリアティブケアの認知度に関する実態調査」を実施。その結果を5月29日に発表している。
同調査で『「パリアティブケア」という言葉を知っていますか』と質問したところ、「よく知っている」が全体の0.6%、「大体知っている」が1.8%、「聞いたことはある」が10.3%と、認知しているのは全体の12.7%といった結果が得られた。その一方で「よく知らない」が15.5%、「全く知らない」が71.8%などとなった。
「よく知っている」や「大体知っている」、「聞いたことはある」と回答した人に『自分又は家族が終末期を迎える際、どこで過ごしたいと考えますか』と聞くと「自宅」が全体の52.4%で最も多く占め、「パリアティブケアホーム」が30.9%、「ホスピス」が11.9%などと続いた。
終末期ケアで不安を感じること1位は「費用の負担」
『終末期ケアに関して、不安に感じることは何ですか』と質問したところ「費用の負担があること」が全体の37.0%で最も多く占め、次いで「家族に負担をかけること」が35.1%、「痛みや苦しみがあること」が19.7%などとなっている。
また、『終末期ケアを考える際に最も重視するポイントは何ですか』と聞くと、「痛みや苦しみの緩和」が全体の40.9%。「費用の負担」が32.1%、「家族や友人との時間を確保できること」が13.6%などといった結果が得られた。
(画像はプレスリリースより)

opsol株式会社
https://opsol.co.jp/opsol株式会社のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000138442.html