施設ごとに異なるユニークな取り組みを実施
全国56地域で高齢者介護施設「翔裕館」を運営する株式会社サンガジャパンでは本格的な夏を迎える前から熱中症対策を強化している。
「翔裕館」の特徴は、介護の現場を最も熟知している施設職員らに大きな裁量を委ねていることだ。それぞれの施設が自由な発想から得た取り組みを行っている。
日々の食事をひと工夫
熱中症になってしまう要因として体内の水分量が少ないこと、体温調節機能が低下していることなどが挙げられる。そのなかでも「水分不足」は熱中症リスクを高めてしまうことがわかっている。
「翔裕館」では空調管理をはじめ水分摂取のサポート・利用者への声掛け・体調チェックなどを実施しているが、特に日々の食事を工夫しており夏場でも食べやすい麺類や、水分のある夏野菜を多く活用するなど水分を摂取しつつ体温を下げるメニューを提供している。
例えば、東京都内の「しゃくじい台翔裕館」の昼食は、10種類から選べるレストラン方式を採用。「食べる楽しみ」を演出するだけでなく彩りの良い盛り付けも工夫することで食欲を刺激し完食率のアップにつなげている。利用者の人気メニューは「冷やし中華」「冷や汁」だ。
総務省消防庁報道資料によると、2024年は約5万6,000人の高齢者が救急搬送されている。「翔裕館」は今後も引き続き高齢者を守るため熱中症対策を強化していく考えだ。
(画像はプレスリリースより)

株式会社サンガジャパン プレスリリース(PR TIMES)
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