在宅介護サービスにおける介護用品の提案業務を支援
介護用品・福祉用具レンタルの株式会社ヤマシタ(以下、ヤマシタ)は、介護用品の配置を“見える化”するAR(拡張現実)配置アプリを7月より全国の約80の営業所に導入した。
同アプリは現場社員の提案を起点にDX推進部門が開発したもので、配置シミュレーションを通じて利用者や家族の納得感を高めるとともに、提案の質の標準化と業務効率化を実現する。
従来、用具のサイズ感や生活動線が分かりづらく、「思っていたより大きかった」といった声が上がっていた。AR技術によって居室空間に実機を実物大で表示できる同アプリは、こうした課題の解消に貢献。訪問時に持参する用具数を削減し、洗浄や出荷作業などにおける負担も軽減する。
介護ベッドなど42商品のAR表示に対応
同アプリはローコードツール「Microsoft Power Apps」を活用し、現場課題を基にDX部門がプロトタイプを作成。現場社員とDX推進部門が連携して改良を重ね、実証を数か所の拠点で行ったのちに、全社導入を決定した。
現在は介護ベッドやポータブルトイレなど42商品のAR表示に対応し、今後も対象製品を拡充する予定だ。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ヤマシタ プレスリリース
https://www.yco.co.jp/株式会社ヤマシタのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000072683.html