レベルに応じた成長支援で人材の定着を目指す
医療法人社団元気会 横浜病院は7月24日、2025年度より看護補助者や介護職として働く「ケアキャスト」を対象に、レベルアッププログラムを導入したと発表した。
横浜病院では、看護補助者および介護職を「ケアキャスト」と総称し、高齢者療養における生活支援の中核を担う存在として位置づけている。今回の取り組みは、評価制度と給与手当の整備によって職員のモチベーションを高め、人材の定着を図ることを目的としている。
6段階で構成、最大月額4万円の手当支給
新制度は、レベル0から5までの6段階で構成され、それぞれに達成目標と必要な研修が設定されている。上位レベルへの認定は本人の申請に基づき、レベル0~2は書類審査、レベル3以上は面接を含む審査によって判断される。
認定者には認定証が交付され、段階に応じて最大で月額4万円の手当が支給される。さらに、最上位のレベル5に到達した職員は、マネジメントやスペシャリストなど複数のキャリアパスが用意されている。
また、入職後1~2か月間は専属インストラクターによる研修を実施し、介護技術の標準化を推進。実務者研修や国家資格取得を支援する体制も整備し、若手人材の育成にも力を入れている。
(画像はプレスリリースより)

医療法人社団元気会のプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000162967.html医療法人社団元気会のホームページ
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