「クローズアップ現代」などテレビ出演多数
9月19日、愛知県稲沢市にある「いのくちファミリークリニック」院長の遠藤英俊(えんどうひでとし)氏による新刊『イラストでわかる 症状別 認知症の人にはこう見えている』が秀和システム新社から発売された。
同氏は日本内科学会認定内科医で、日本老年医学会老年病専門医・指導医、日本老年精神医学会専門医、日本認知症学会専門医・指導医、認知症サポート医であり、NHK「クローズアップ現代」など多数のテレビ番組にも出演している。新刊はA5判、192ページ、定価は1650円(税込)である。
当事者と周囲の人 双方から見える世界をイラストで
認知症の人のケアを行うには、まず認知症を正しく理解することが重要である。自分の親など、身近な人が理解できない行動や発言を行うことで家族は混乱し、怒りの感情を当事者にぶつけてしまうことがある。当事者も家族に反発し、妄想や暴言などの認知症の行動・心理症状(BPSD)が出てくることがある。
認知症にはアルツハイマー型、レビー小体型、血管性、前頭側頭型などがあり、それぞれの症状には特徴がある。新刊では、まず認知症の種類、中核症状、BPSDなどを『認知症って何?』と題して解説する。
さらに『「わかる力」が弱くなる 記憶と認知編』で、同じことを何度も聞くなど、認知症と記憶について紹介。そのほか、認知症と体の『体の動きと見え方が変わる 体と行動編』、認知症と心の『気持ちのゆれが行動に出る 心と感覚編』、変わる認知症観やケアの理念の『認知症の人とのかかわり方』が解説されている。
(画像はプレスリリースより)

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