無料で配布・Web公開も 介護福祉士以外の人にも
2026年1月、公益社団法人日本介護福祉士会が無料の冊子『介護福祉士の本2026』を発行した。今号はコミュニケーションや介護の質を高める「笑い」の価値を多角的に探究し、九代目林家正蔵氏のインタビューも掲載する。
日本介護福祉士会は、介護福祉士の職業倫理並びに専門的知識及び技術の向上に関する事業や、介護福祉に関する調査研究に関する事業などを行う団体である。
この冊子は、一般財団法人日本宝くじ協会の助成を受けて作成され、全国の介護施設や介護福祉士養成施設に無料で送付されるほか、同会主催のイベントや研修などの場で配布・公開される。また、PDF形式でWeb公開も行われている。
「笑いによる効果」に着目した科学的研究など
介護福祉士は「その人らしい生活」を支える専門職である。「その人」が幸せであれば、生活には「笑い」や「笑顔」があることだろう。ただ、「笑い」は時代などにより変化し多様である。介護が目指す「笑い」とは何か、どのような効果があるのだろうか。
現代の科学により「笑い」の健康面への効果は裏づけられている。たとえば、「笑い」により免疫細胞の一つであるNK(ナチュラルキラー)細胞が活性化し、ストレスホルモンが低下することがわかっている。慢性リウマチの患者でも、炎症の指標が下がり、痛みが軽減したという報告がある。
『介護福祉士の本2026』では、落語家・林家正蔵氏のインタビューのほか、「笑いによる効果」に着目した科学的研究や、笑いが免疫機能やQOLに与える影響・効果を数か月間にわたり検証した研究、介護現場で使える笑いのヒントなどについて掲載されている。
(画像はプレスリリースより)

介護福祉士の本(宝くじ助成事業) - 日本介護福祉士会
https://www.jaccw.or.jp/projects/careworkersbook