ワタミ株式会社2012年3月期(第26期)中間決算
14日に発表されたワタミの2012年3月期第2四半期の連結決算は、純利益が前年同期比3倍の11億円と言う大幅な増益。外食が好調かと思えば、そうでもなく、介護事業の発展と、外食産業と相反する宅配事業の好調だった。
売上高は前年同期比の11%増の662億円、営業利益は同48%増の32億円、経常利益は同41%増の28億円だった。
高齢者向け宅配事業の取り組み
1978年創業の株式会社タクショクが2008年7月にワタミグループに入り、2009年3月、社名をワタミタクショク株式会社とする。
創業以来の「安全・安心な手づくりの味」を提供。ワタミグループでの総力を結集し、原材料の調達、製造物流の効率化など「一人でも多くのお客様から、心からのありがとうを集める事業」を展開している。
業績アップの理由は
年間新規営業所開設計画80拠点に対して、85拠点の開設、東海・四国・北陸エリアへの展開、 東松山センターの稼動。上期出店により、関東から九州まで物流ラインが繋がったことで配送効率が向上、 関東地区の新たな製造拠点として、東松山センターを開設。従来工場の約2倍の6万食の調理済み弁当製造が可能
などがあげられるが、何よりも栄養バランスに配慮した安全な食材を冷凍せず、安否確認も兼ねて「家庭の食卓」まで届けるからかもしれない。

ワタミ株式会社
http://www.watami.co.jp/index.html