在宅サービスの充実と医療との連携強化を目指して
厚生労働省がまとめた2012年度の介護報酬改定案が25日、社会保障審議会介護給付分科会で了承された。読売新聞の報道によると、今回の改訂で定額制の24時間対応の訪問サービス等の在宅サービスや医療との連携が強化される。
24時間訪問サービスは定額制
今回の改訂で介護報酬は全体で1.2%引き上げられ、そのうち1.0%が在宅サービスに配分される。導入される24時間対応の訪問サービスは、ヘルパーや看護師が高齢者宅を利用者の呼び出しに応じて、もしくは定期的に訪問するサービス。一人暮らしや介護の必要な高齢者が自宅で暮らし続けるのを支えるのを目的として導入される。現在の訪問介護との違いは料金で、新サービスでは月額定額制を採用しているため、料金を心配せずに必要なサービスが受けられる。

介護報酬改定案、24時間訪問サービス定額制に(YomiDr.)
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=53474厚生労働省関係審議会議事録等 社会保障審議会(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000008f07.html#shingi7