名称は株式会社エスケアメイト
株式会社スズケン(以下スズケン)は1月30日、昨年に設立して運営準備を進めていた介護事業会社「株式会社エスケアメイト」の事業をを平成24年2月1日より開始すると発表した。また同日に日立システムズと介護・福祉事業者向けに「介護ASP」の販売で協業するとも発表した。
(画像はスズケン公式サイトTOP)
介護事業会社を立ち上げた目的として、少子高齢化が進む日本においてさらなる首都圏などの高齢化が目前に迫っていることから、医療と介護との連携強化が求められ、地域医療連携への支援を推進している当社としては、より介護事業に深く関わっていく必要があるとしている。
介護を含めた形での地域医療連携への支援体制を確立していくことで、より地域社会に貢献するとし、首都圏を中心に展開して、その後中部および近畿圏へ事業展開を行う予定。今後5年間で30施設程度開設しながら基盤を築いていくという。
日立システムズとの協業
また同日発表されたところによると、スズケンが開発した介護・福祉事業者向け業務管理システム「介護ASP」の販売で日立システムズと協業する(「介護ASP」は、スズケンの商標)。これによって、異なる事業者間で、介護サービス利用者のケアプランやサービス利用実績をインターネット上で情報共有することが可能になる。
日立システムズのオープンクラウドマーケットプレース「MINONARUKI(みのなるき)」からASPサービスとして提供するので、事業者は導入コストの負担を軽減できる。介護保険法の改正などに伴うバージョンアップも日立システムズのデータセンターで一括して行うため、更新作業などが不要になる。
スズケンと日立システムズは、医療機関や保険薬局などが介護事業に参入していく動向を踏まえ、介護・福祉事業所に「介護ASP」を提供することにより、地域医療へさらなる貢献を目指す。

株式会社スズケン
http://www.suzuken.co.jp/company/news/2012/12-01-30a.htmlhttp://www.suzuken.co.jp/company/news/2012/12-01-30b.html