高齢者監督がオスカーか?
2012年3月1日(木)から 全国でロードショーされる「ヒューゴの不思議な発明」は米アカデミー賞で11部門ににノミネートされている。
もちろん主役はヒューゴという一人ぼっちの少年なのだが、重要な役割に過去を失った老人という役がある。マーティン・スコセッシ監督と老人役を演じるベン・キングズレーは前期高齢者(日本における)、子どもの冒険物語ではないことが感じられる。
(画像は映画『ヒューゴの不思議な発明』公式サイト)
マーティン・スコセッシ監督とベン・キングズレー
1942年11月17日の(69歳)出生地はニューヨークという事だがシチリア系イタリア移民の家に生まれている。監督は日本の作品もよく見ており今村昌平監督の映画にはかなり感化されたという。
著名な俳優や若手監督とも交流があり、ロバート・デニーロとの「タクシードライバー」で第26回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞、若き日にはマイケルジャクソンのミュージックビデオも手掛けている。今回3Dに初挑戦、「高齢者」と言わせない迫力で映画作りをしている。
ベン・キングズレーは1943年12月31日の(68歳)出生地はノースヨークシャー州スカボロー、インド人の父を持つ、「ガンジー」での演技は風貌からも納得できる。その演技ではアカデミー賞の主演男優賞を受賞している。シンドラーのリスト(スティーヴン・スピルバーグ監督)ではユダヤ人を演じた。
(Wikipediaによる)
「ヒューゴの不思議な発明」での老人役は実在の人物とオーバラップしていると言われている。日本流にいうと「狂言回し」というべきか、公開が待たれ賞の行方も気になる。

映画『ヒューゴの不思議な発明』公式サイト
http://www.hugo-movie.jp/?type=fcWikipedia/マーティン・スコセッシ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%82%BB%E3%83%83%E3%82%B7Wikipedia/ベン・キングズレー
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%BA%E3%83%AC%E3%83%BC