そもそもの始まりは?
楽器屋さんのニーズから開発されたものである。宮地商会が商品化した自然加湿ルームミストはピアノ調律師からは乾燥で調律が狂うとか、音楽教室からは乾燥で喉を傷めやすいなどの声が上がっていたことがヒントになった。
楽器屋さんのニーズとしては、人間と同じように、 ピアノのなどの楽器の負担を減らすこと。そして音楽教室では指導者や生徒さんへの負担を減らすことが必要ではないかと考えた。
執行錯誤を重ねて
そこから見えたニーズは
・コンパクトな空間に適した小型の加湿器
・湿度を24時間一定の湿度(適湿)に安定的に保てる加湿器
・レッスンの支障にならないように音を出さない(静粛性をもった)加湿器
・水蒸気によって水滴がついたり、不純物を噴霧しない加湿器
その結果できたのが音もなく、きれいな水蒸気で適湿を保つ加湿器…ルームミスト。
水を注ぎ自然に蒸発させる加湿器を2007年に商品化し、個人の口コミで評判が広まった。累計販売実績は約10万台。今後、病院や老人ホームなどに広めたい考えだ。

自然加湿ルームミスト
http://roommist.jp/SankeiBiz
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120125/bsl1201250501003-n1.htm