介護者の負担を減らし、安心安全な介護を目指す
パラマウントベッド株式会社では 床走行式電動介護リフトを3月2日に、ベッド固定式電動介護リフトを4月中旬にそれぞれ発売する。また、介護リフト用のスリングシート(吊り具)のラインアップを従来の22品目から88品目へと大幅に拡大する。
介護の現場で大きな問題となっている介護者の腰痛には介護リフトをはじめとした移乗用具の活用が効果的。同社では北欧の福祉先進国スウェーデンのハンディケア社との提携を強化し、介助者の負担軽減と本人の自立支援のための用具ラインアップの充実させた。
介護者の負担を減らす工夫がたくさん
同社の発表によれば、新しい床走行式電動介護リフトは剛性が高いアルミフレームを採用し、吊り上げた時の揺れを減少させることで、安定性を高めた。他にも介助者の身長に合わせて支柱やハンドルの高さを調整できる機能など、介助者の操作性・作業効率の向上と身体的負担を軽減する工夫がされている。ベッド固定式電動介護リフト「ラエスト」は、同社の在宅介護向け電動ベッド「楽匠Sシリーズ」専用のリフトで、部屋のレイアウトや使い方に合わせて、一部機種を除いてベッドの頭側・足側、右側・左側、いずれにも取り付けられる省スペース設計となっている。リフト用のスリングシート(吊り具)では、寝たままの姿勢で使用できるタイプ、入浴専用タイプなど、用途や利用者の身体状態などに応じて選べるよう、ラインアップを従来比4倍の88品目に増やしたという。
[小売価格]
床走行式電動介護リフト:40万5000円
ベッド固定式電動介護リフト:48万円
(すべて非課税)

【新製品】電動介護リフト2機種を発売(パラマウントベッド)
http://www.paramount.co.jp/news/detail/5232/