中国における介護関連事業を拡充
豊田通商株式会社(以下、豊田通商)は、株式会社ニチイケアネット(以下、二チイケアネット)が設立した、中国の日医福利器具貿易(上海)有限公司(以下、日医福利器具貿易)への出資に向けた基本合意を締結した。
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出資金額は150万元(約1,900万円)を予定している。日本国内での介護事業最大手である「ニチイ学館グループ」の「ニチイケアネット」の出資により設立された「日医福利器具貿易」は、同グループの介護事業のノウハウを活かして事業展開すべく、中国にて介護事業をスタートしている。
中国の介護事業の現状
中国社会は今後急激に高齢化が進み、2042年には高齢者人口の占める割合が30%を占めると予測されている。このような中、介護に関連するモノ・サービスが社会的に求められ、急速な経済発展もあり、消費ニーズが高まることが確実視されている。
豊田通商は近年、日本国内はもちろん中国においても介護事業を開始していたが、日医福利器具貿易へ出資することで、自社の持つ中国物流システム・現地営業ネットワーク・インフラと二チイ学館グループが持つ介護・福祉用具サービスのノウハウ・ネットワークとの融合をはかり、業務提携を進めて介護関連事業の一層の拡充を目指す。

豊田通商株式会社プレスルーム
http://www.toyota-tsusho.com/press/2012/04/20120419-3998.html