介護ニュース
2025年05月14日(水)
 介護ニュース

高齢者の孤独死を防ぐため「安否確認ホットライン」開設【豊中市】

高齢者の孤独死を防ぐため「安否確認ホットライン」開設【豊中市】

このエントリーをはてなブックマークに追加
都会の孤独死を防げ!
豊中市の広報誌「広報とよなか」の2012年5月号によると、このたび市は「安否確認ホットライン」を開設した。

安否確認ホットライン
(画像は「広報とよなか」の2012年5月号より)

豊中市のマンションで平成23年1月、63歳と61歳の姉妹が極度にやせ細った状態の遺体で見つかった問題で市は問題の検証や連携・支援体制について検討。職員や市民の「気づき」を確実に生かし、市内外の関係機関と連携することが重要として、連絡窓口を設けることになった。
豊中市の問題だけではない
またこの姉妹が65才未満で二人暮らしであった事も福祉の網を抜けてしまった原因の一つとも考えられる。たとえ2人で暮らしていても、金銭的な問題や、体調の問題で動きのとれない人もいる。高齢者でもまた、同じことが言える。

60代で姉妹とも30kg台まで痩せていたのは何とも痛ましい。この件では、肝心の最後のライフラインの生活保護など「本人が望まない」と言うだけで支給されていなかった。

大阪市などで、「必要がないのに支給されている」という件が問題になっているという事態と併せて考えると、行政は「調査の人手がない」と言う言い訳は通じない。全国的な社会問題といえよう。

市民の暮らしを見守る民生委員には連絡されず、多額の負債を抱えた姉妹に対して、文書でのみの対応が続いたことから発見が遅れたとも思われる。

さて、連絡の道はついたが、その後の対応が肝心だ。

外部リンク

広報とよなか
http://www.city.toyonaka.osaka.jp/h_file/kohobook/index.html

MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120503/osk12050302020003-n1.htm

Wikipedia/大阪元資産家姉妹孤独死事件
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%98%AA%E5%85%83%E8%B3%87%E7%94%A3%E5%AE%B6%E5%A7%89%E5%A6%B9%E5%AD%A4%E7%8B%AC%E6%AD%BB%E4%BA%8B%E4%BB%B6


Amazon.co.jp : 安否確認ホットライン に関連する商品
  • 在宅支援における特定行為と胃瘻患者のQOL向上についてセミナーを開催(5月14日)
  • ウェルビトがバーンアウトをテーマとしたアンケート調査を実施(5月14日)
  • 「介護職白書2024年度版」発表!給与や外国人材の受け入れ動向も明らかに(5月13日)
  • メルク、介護のための新有給休暇制度を導入(5月13日)
  • クロスビット、クラウドシフト管理サービス『らくしふ』の導入成果などを紹介(5月13日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索
    アクセスランキング トップ10










    お問い合わせ



    新着ニュース30件