ミスは東淀川区保健福祉センター
誤送付は6月4日(月)。判明したのは6月6日(水)9時30分頃A氏が来庁、他人の書類が届いたとの申し出により判明した。
同保健福祉センターにおいて確認したところ、6月4日(月)に電話でB氏の家族から依頼のあった介護認定申請書1通を発送する際に、本来B氏に送付すべきところを誤ってA氏宛てに発送してしまったもの。
(大阪市東淀川区報道発表資料添付資料より)
担当の保健福祉課は
個人情報漏えいという重大な事態を発生させましたことにつきまして、深く反省しますとともに、関係者の皆様には多大なご迷惑をおかけし、また市民の皆様の信頼を損なうことになりましたことを、深くお詫び申し上げます。
(大阪市東淀川区報道発表資料添付資料より引用)
と発表した。漏えいした個人情報は、住所、氏名、生年月日、年齢、被保険者番号。
事故後の対応など
書類を持参したA氏には、事情を説明し、迷惑をかけしたことをわびた。A氏は了承をした。
また、同日B氏宅も訪問、本人は入院状態のため、家族に誤送付に至った経過の説明を行うとともに、迷惑をかけたことをわび、これも了承を得た。
かねてより、東淀川区役所は、個人情報を含む文書を発送する際、複数人チェックを行ったうえで、発送簿へ記入することにより、個人情報の漏えい事故の防止に取り組んできたというが、今回の事態は、発送する帳票をプリンターから出力した際に、氏名照合を怠ったことで発生した。
さらには、発送文書が1件であったため、複数人チェックと発送簿への記入を怠ったことが原因ということだ。
再発防止策としては今回の事故を踏まえ、個人情報漏えい事故に関する情報を共有化し、個人情報保護の重要性を再認識するよう周知するとともに、課内での複数人チェック・発送簿記入を徹底していく。
決めていたのにできていなかったことがこの事態を招いたのだが。

大阪市東淀川区報道発表資料/東淀川区保健福祉センターにおける介護保険認定申請書の誤送付について
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/介護保険認定申請書の見本
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/cmsfiles/contents/