操作支援スイッチ「eyeSwitch」
株式会社エンファシスは、介護システムの新規開発として、視線でスイッチ操作が可能となる操作支援スイッチ「eyeSwitch」(アイスイッチ)を開発したと発表した。
(画像はプレスリリースより)
eyeSwitchの特徴
eyeSwitchは、視線を向けることによりスイッチのON/OFFを切り替えることができ、その先に接続されるコール機器や環境制御装置を介してテレビやエアコンなどの操作を行う福祉用具だ。
視線による操作のため身体への負担が少なく暗い中でも操作可能、使いやすくコンパクトなどの特徴をもつ。また、視線操作以外での応用も可能だとのこと。
目の運動機能を活用
神経難病のひとつであるALS(筋萎縮性側索硬化症)などの進行性筋萎縮症は、病状の進行にともない全身の筋肉が動かなくなっていく。
一方で、眼球やまぶたは最後まで機能するケースが多いことに着目。目の運動機能を活用することにより、患者が自発的に助けを呼んだり、身のまわりの機器の操作を行ったりができるようになるとのことだ。
「第41回国際福祉機器展H.C.R2014」に出展予定
同社は、10月1日(水)から3日(金)まで東京ビッグサイトにて開催される「第41回国際福祉機器展H.C.R2014」にeyeSwitchを出展する。
今後は商品化を進めていくと同時に、事業者などからの要望に沿ったオリジナル商品開発も行うとのことだ。

株式会社エンファシスのプレスリリース
http://www.atpress.ne.jp/view/51378