「ケアマネジメント・オンライン」の会員を対象に調査
介護関連メディア事業を手掛ける株式会社インターネットインフィニティは、2015年1月20日(火)から1月25日(日)までの期間、同社が運営するウェブサイト「ケアマネジメント・オンライン」の会員ケアマネジャーを対象に「介護ロボット」についての意識調査を行った。
大多数が介護ロボットの使用に前向き
調査結果によると、介護現場で介護ロボットが使われることについて、約86%が「良い」と回答、ケアマネの多くは介護ロボットの使用に前向きであることがわかった。
その理由としては、「介護従事者の身体的負担が軽減できる」が最も多く(約89%)、以下「人では難しい動作ができる」「人手不足を解消できる」と続いた。
一方で、介護ロボットの使用に消極的な人の意見として、「ロボットでは人のようなきめ細やかなケアができない」「誤操作、誤作動が起こる可能性がある」「事故が起こったときの責任の所在があいまいになる」といったような回答が見られた。
現場で最も使用されている介護ロボットは
さまざまな介護ロボットのうち、厚生労働省が重点開発分野としてあげているものとしては「移乗介助機器」「移動支援機器」「排泄支援機器」「入浴支援機器」「見守り支援機器」がある。
介護現場で実際にこれらの介護ロボットを使用しているケースは、在宅で4.5%、施設などでは7.7%となった。このうち、最も多かったのは「見守り支援機器」であった。

株式会社インターネットインフィニティのニュースリリース(PDF)
http://iif.jp/common/img/IIFRelease150128.pdf