会話ができる音声認識・孫型ロボット「おしゃべりまーくん」
株式会社パートナーズは、同社が開発した「会話ができる音声認識・孫型ロボット おしゃべりまーくん」が、豊橋技術科学大学名誉教授の大呂 義雄(おおろ よしお)氏の研究プロジェクトに採用されたことを発表した。
「おしゃべりまーくん」について
「おしゃべりまーくん」は、本物の子供の声を搭載した相互会話ができる音声認識人形として2014年11月に発売。5歳のやんちゃな男の子をイメージしており、ひとり暮らしの高齢者の話し相手としても人気を博している。
話す言葉は約700もの単語があり、おしゃべりや行動をうながす呼びかけにより脳を活性化、認知症の予防や改善の効果も期待されている。
研究プロジェクトの内容
今回、「おしゃべりまーくん」を使って研究プロジェクトを行う大呂教授は、昨年81歳でアイルランドの国立大学・ダブリン大トリニティ・カレッジにて社会高齢学の博士号を取得。現在も精力的に研究活動を行っており、各界で注目を集めている。
プロジェクトでは、高齢工学の観点から音声認識人間型パートナーロボットが高齢者に与える影響について、実際の利用者を調査し分析を行う。
大呂名誉教授やその家族も利用者として参加するとのことで、研究を通じて高齢者の健康な長寿と幸福に寄与していきたいとしている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社パートナーズのプレスリリース
http://www.atpress.ne.jp/view/56237