強化された「ロコモスキャン」
アルケア株式会社は、下肢の運動機能を評価する、訓練機能付下肢筋力測定器「ロコモスキャン」の補助装置として、「ロコモスキャン用アシストフレーム」を2015年3月9日(月)に新しく発売する。「ロコモスキャン」には、新たに全国約3,600名分の筋力値データ(体重比)を搭載した。
アルケア株式会社は、医療・福祉・健康分野において、機器開発、材料開発と製造、販売を手がけている。
健康寿命を延ばすことに期待
超高齢化社会を迎えた日本では、平均寿命と健康寿命に隔たりがあることが問題となり、この差の期間を縮めることが課題となっている。
健康寿命とは、健康上の問題がない状態で日常生活を送れる期間のことで、平均寿命が80歳を超えているのに対し、健康寿命は男性71.19歳、女性74.21歳だ。この差は、支援や介護が必要となる期間とみなされ、平均男性9.02年、女性は12.40年と長い。
歩行、バランスなど身体の移動機能に関する下肢筋力を測定することで、運動機能の維持・向上をはかり、介護リスクが高まる前から健康寿命の延伸を目指す。
活躍の場は広い
ロコモスキャン用のアシストフレームがあれば、短時間で測定し、準備や片付けの時間を短縮することができる。測定台へのベルト設置が不要で、測定場所を選ばない。
また、独自で取得した身体の移動機能の平均値データを自身の測定結果と照らし合わせることができ、リハビリや日々の運動のモチベーションアップが期待できる。データは、今後もデー更新され、継続的に利用可能だ。
(画像はプレスリリースより)

アルケア株式会社のプレスリリース
http://www.alcare.co.jp/PDF/150305.pdfアルケア株式会社のプレスリリース(@PressNews)
http://www.atpress.ne.jp/view/58088