高齢者施設や病院での徘徊防止
オプテックス株式会社は、ドアに近づくだけで自動ドアを解錠する、ハンズフリー認証システム「ACCURANCE TAG」を、4月10日より発売する。
専用のタグとよばれる、「無線・非接触で認証できる鍵」をカバンやポケットに入れたままで、ドアに近づくとタグを認証しドアを解錠する。
荷物で両手がふさがっている時や、シルバーカーなどで外出時でも、スムースに出入りできる。
アンテナとドアセンサの連携で無駄なドアの開閉なし
タグを認証しているアンテナは、電波の範囲を制御できるので、タグを持っていても入館しない人による無駄開きをしない。そして、入館時はタグと自動ドアセンサの連携によりドアが開くシステムで、自然な通行動線で認証する。
また、入館後にドアが開いたままにならず、不審者の侵入を防ぎ、セキュリティ面でも安心できるようになった。
さらに、タグを持たない人が一定時間、自動ドア前に滞在すると、パトライトや警告音声が流れる機能、管理室に連絡する機能を搭載した。
すぐに取り付け可能
システムを導入する際は、大規模な施工が不要で、既存の自動ドアに簡単に導入できる。
2種類の運用タグと、マスタータグで登録・消去設定がその場で設定でき、すぐ運用が可能だ。
ノーマルタグは、タグの携帯でハンズフリー認証する。また、ボタン付きタグは、ボタンで強制的に認証し、ボタンを押さない時はハンズフリー認証する。
いずれにしても、利用者にやさしいシステムだ。
(画像はプレスリリースより)

オプテックス株式会社のプレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000012195.html