株式会社ヒューマンらいふの事業を開始
首都圏で38施設の有料老人ホームを運営するらいふグループは、2015年5月11日(月)、高齢者の人材派遣会社である株式会社ヒューマンらいふの事業を開始したと発表した。
社会基盤整備の一助に
「高齢社会サービス事業」と「環境分析・食品衛生検査事業」の2つを展開するらいふグループは、社会に貢献し、時代のニーズにあわせ生活者の安心・安全を守るサービスを提供している。
今回スタートしたヒューマンらいふは、働く意欲のある高齢者を対象とした人材派遣事業。
超高齢社会に突入し若年労働力の減少という課題に直面する日本において、人材不足に悩む企業に労働力を提供するだけでなく、高齢者の社会参加を促進させ社会基盤整備の一助となることを目指す。
事業のメリット
医療技術の進歩により、定年退職後も労働力としての体力・気力を充分に備えた高齢者が増えており、こうした高齢者たちに生きがいややりがいを提供。
また、長い人生経験に裏付けられた豊富な知識と経験を持つ高齢者は、企業にとっても即戦力となる頼もしい人材となることが期待できるとしている。
派遣管理や人材教育も実施
ヒューマンらいふの派遣職員については、基礎教育・シフト管理・労務管理・退社時の人員補充まで、管理業務の一切を同社が行う。
また、同グループが介護事業において培ってきたノウハウや知識に基づいた教育プログラムにより、ホスピタリティの高い職員を育成する人材教育業務も行うとしている。