病院外来患者数の現状および広報施策等に関する調査
株式会社メディアコンテンツファクトリーと株式会社エス・エム・エスは、病院外来における集患・増患・患者満足度向上のための施策についてのアンケート調査を実施し、その結果を発表した。
外来患者数は減少傾向に
近年、病院の施設数は減少傾向にあり、経営を維持していくため集患・増患に対する関心・意欲が高まりつつある。
調査でも、外来患者数が「徐々に減っている」病院は4割、そのうち「患者を増やしたい」と思っている病院は7割強にのぼった。
患者数を増やすための具体的な施策が打ち出せず
一方で、広報の専任担当部門や担当者がいない病院は8割にものぼった。また、患者を増やすために「口コミを増やす」ことが有効と回答したのは7割強となったが、実際に取り組みを行ったのは4割弱であった。
この結果から、患者を増やすための何らかの施策が必要だと分かっていながらも、実際には具体的な施策が打ち出せていない現状がうかがえる。
同調査は、2015年3月2日(月)から3月13日(金)までの期間、エス・エム・エスが運営する病院事務長専用の会員サイト「じむコム」において病院の事務長クラスの職員を対象に行われ、105件の回答を集めた。
(画像はプレスリリースより)

株式会社メディアコンテンツファクトリーのプレスリリース
http://www.atpress.ne.jp/view/61438