医療・介護システム間での情報連携を開始
電子カルテシステム事業を展開する株式会社シーエスアイ(以下、CSI)と介護・福祉・医療関連ソフトウェア事業を展開するエヌ・デーソフトウェア(以下、NDS)株式会社は、医療介護システム分野で技術提携すると発表した。
ぱるなとMI・RA・Isで情報を共有
今回システム連携を開始したのは、CSIが開発した電子カルテシステム「MI・RA・Is」とNDSが開発した医療・介護・生活支援一体型システム「Personal Network ぱるな」。
同システムにより、これまで別々だった医療と介護の情報をシームレスに共有できるように。医療・介護スタッフが患者の健康状態をリアルタイムに確認でき、どこにいても同じ認識のもとでケアを受けることが可能となるとしている。
地域包括ケアシステムの実現を目指し
政府は、団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの実現を推進している。
これは、高齢者の地域での生活を支え、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けることができるようになることを目的とするもの。
同システムは、患者・利用者を主役とし、医療・介護・生活支援を一体的に見据えた情報連携システムを提供することで、地域包括ケアシステムの実現を促進させる一助となることが期待されている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社シーエスアイのプレスリリース
http://www.atpress.ne.jp/view/60915