「ライフリズムナビ+Dr.」サービスを共同開発
大阪市立大学医学部疲労医学教室と大阪市大医学部発のメディカルITベンチャーであるエコナビスタ株式会社は、2015年8月1日(土)より、共同開発した「ライフリズムナビ+Dr.」サービスを開始する。
「ライフリズムナビ+Dr.」について
「ライフリズムナビ+Dr.」は、見守り対象となる人から取得したデータをクラウド上に収集、専門クリニックでの解析結果を毎日配信するサービスだ。
データは非拘束型の生体センサーから取得される「在床・離床判定」「入眠・覚醒時刻」「睡眠深度」「心拍数」「呼吸数」などの睡眠データ、環境センターから取得される「温度」「湿度」などの環境データ、活動量センサーから取得される「動態検知」「活動時間」「ドアの開閉」といった活動量データ。
データが提携クリニックに送られると、「疲労回復度」「快眠指数」「快適環境指数」を算出し、レポートと健康アドバイスが本人や家族へ送られる仕組みだ。
介護施設での見守りにも利用可能
同サービスを介護施設などで利用することで、入居者の見守りに役立てることができるとしている。
介護スタッフがセンサーデータをモニタリングすることで入居者の状況を確認でき、異常時にはアラートを通知することで、万が一の事態にもすばやく対応できる。アラートは契約している警備会社への連絡に使用することができるとのことだ。
同社は、今後は同システムを老健施設や高齢者向けマンション、スポーツ関連施設などへも導入していきたいとしている。
(画像はプレスリリースより)

大阪市立大学医学部疲労医学教室とエコナビスタ株式会社のプレスリリース
http://www.atpress.ne.jp/view/61998