20歳から60歳までの男女500名を対象
株式会社アイリックコーポレーションが運営する保険ショップ「保険クリニック」は、20歳から60歳までの男女500名を対象に、介護の経験や実態、介護に対する認識などについての調査を実施した。
「介護は他人事ではない」が約半数
自分や家族に介護が必要になった場合の心配ごとについて聞いたところ、トップは「お金」、次いで「自分や家族の負担」「仕事」と続いている。
自分が介護を受けることになると思っている人は約46%であったのに対し、自分や家族のため介護資金の準備をしている人は約10%にとどまった。
介護資金の準備の方法としては、「預貯金」がダントツで1位。次いで「株式」「生命保険」「介護保険」の順となった。
介護をしていて困ったことは?
回答者のうち、介護経験がある人は5人に1人。介護をしていて困ったこととしては、「自分が自由にできる時間がない」「介護にかかる費用の確保」「先の見通しが立たない」といった意見が挙げられた。
生命保険文化センターの調査によると、介護期間の平均は4年9ヶ月、介護の平均はひと月で7.7万円となり、このことからも介護にかかる時間とお金は決して少ないものとは言えないことがわかる。
早い段階から資金の準備を
平成27年8月より、一定以上の所得がある第1号被保険者が公的介護保険サービスを受ける際の自己負担額について、現状の1割から2割負担に引き上げられる。
要介護認定者が増え続けることを考えると、今後も保険料の負担増やサービスの縮小の可能性が考えられる。
保険クリニックは、誰にとっても決して他人事ではない介護の問題について、早いうちから何らかの対策を講じておくことが大切だとしている。
(画像はプレスリリースより)

保険クリニックのプレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/保険クリニック
http://www.hoken-clinic.com/