安川電機の移乗アシスト装置
株式会社安川電機が2014年2月20日、新しく介助者の介護支援をサポートする移乗アシスト装置を開発したと発表しました
(画像は新着情報より)
要介護者の介護ベッドと車椅子間の移動が容易に
今回開発された移乗アシスト装置は、装置に備え付けのパワーアシストで介護ベッドと車椅子間における介助者による抱え上げ等をサポートする役割を持った介助支援装置で、介助者の負担を減らします。
また、移乗アシスト装置は、小型の操作ペンダントで簡単に操作ができるため、介助者1人で介護ベッドから車椅子までの移乗を行うことができ、在宅介護などで介助者が少ない環境でも力を発揮します。
この他にも、移乗介助に時間を要する従来の介護リフトに比べて移乗アシスト装置は効率がよく、介助の時間短縮にもつながります。
2016年度には製品化予定
また、移乗アシスト装置は、経済産業省が公募する「平成25年度 ロボット介護機器開発・導入促進事業(開発補助事業)」に採択されており、今後、介護施設や評価機関による安全性や実用性の実証評価を経て、2016年度には製品化も予定されています。
編集部 つつみ さえこ

「移乗アシスト装置を開発」株式会社安川電機
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