ヘルスケアREITの運用会社を設立
ケネディクス株式会社、株式会社長谷工コーポレーション、三菱UFJ信託銀行株式会社、株式会社LIXILグループ、株式会社損害保険ジャパンおよび株式会社新生銀行6社は、ヘルスケア施設に特化して投資するREIT(ヘルスケアREIT)の運用を目的とした資産運用会社、ジャパン・シニアリビング・パートナーズ株式会社を4月18日付けで設立した。
(画像はニュースリリースより)
6社が総額4億円を出資
この運用会社は、高齢者介護・医療などのヘルスケア施設の証券化による資金調達環境整備に向け、新生銀行が発起設立したもので、6社の出資の総額は4億円となる。
不動産アセットマネジメント、ファイナンス、施設供給・運営などに実績や経験を持ち、金融・保険、建設・不動産、介護関連などの業界で実績を持つ6社が一体となり、資本市場の資金でヘルスケア業界の成長を幅広く支援する。
高齢者の居住の安定を目指して
超高齢化が進む我が国において、介護ニーズの高まりに対するヘルスケア施設の供給不足が課題となっている。ヘルスケアREITの普及・拡大によって高齢者施設の供給を促進し、高齢者の居住の安定につながるものと期待が高まっている。
今後は投資法人を設立、有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などのヘルスケアREITに組み入れる資産を取得する。平成26年後半を目処にヘルスケアREITを上場させ、早期に1,000億円程度の資産規模とすることを目指すとしている。

ニュースリリース
http://www.tr.mufg.jp/ippan/release/