消毒作業の終了などを受けて再開
日本年金機構は、2021年4月9日、同機構が東京都台東区にて運営する上野年金事務所について、業務を再開したと発表した。
同事務所は、職員の新型コロナウイルス感染判明により同年4月5日から一時閉鎖されていたが、消毒作業の終了などを受けて業務を再開している。
将来への不安を和らげる経済的基盤・安心を提供
日本年金機構は、公的年金に係る適用・徴収・記録管理・相談・決定・給付といった運営業務を、国(厚生労働大臣)から委任・委託を受ける形で行っている組織。国民の信頼を基礎とする年金が、常に安定的に実施されるよう、サービスの質向上や業務運営の効率化、公正性・透明性の確保に取り組み続けている。
今般のコロナ禍を受けて同機構は、社会が1日も早く正常化することを願い、「社会の安定・安心への貢献」という組織目標を制定。無年金防止の着実な推進や、効率的な手続きを実現するオンライン環境の整備などに取り組み、将来への不安を和らげる経済的基盤・安心の提供を図っている。
感染確認者が既に公表している1名のみ
上野年金事務所では、2021年4月2日夜に勤務職員の新型コロナウイルス感染が判明し、同年4月5日より一旦閉鎖の措置が執られていた。
同事務所ではその後、感染確認者が既に公表している1名のみであり、職場における濃厚接触者も同機構の職員のみであることを確認。消毒作業を終了し、濃厚接触者を自宅待機とした上で、今回の業務再開に至っている。
(画像は日本年金機構の公式ホームページより)

上野年金事務所(東京都台東区)の業務再開について - 日本年金機構
https://www.nenkin.go.jp/