力の負担の大きい介護をもっと楽に
株式会社身体機能研究所は、10月15日、介護ロボットに代わる機能性シャツ「リライブシャツ」(特許取得済み)を開発し、約70もの介護施設でテスト導入が始まったことを発表した。
今年2月、東京ビッグサイトにて国際介護用品展「ケアテックス2020」が開催された際、同社は「リライブシャツ」を出品。約300人が「シャツを着ると抱き起こしが楽になる」といった効果を体感した。
介護ロボットより安価で使いやすさがメリット
「リライブシャツ」は筋肉を動かして気を整え、大きな力を出す中国の武術家をヒントにして考案。シャツにパワーストーン入りのテープを貼り、そこから出るマイナスイオンなどが気を整え力を出す仕様とした。
社内テストによれば、「リライブシャツ」を着用することで持ち上げる力が平均で28%上昇することが判明。介護の中でも負荷が特に大きい移乗、抱き起こし、入浴介助などが以前より楽にできるようになると好評を得ている。
介護ロボットは高額で装着に手間がかかるといった点から、いまひとつ普及が進んでいない状況だ。しかし、「リライブシャツ」の価格は数千円から1万円で購入可能な画期的な製品。着るだけで効果が持続するため、同社は今後の普及に期待を寄せている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社身体機能研究所 プレスリリース(@Press)
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