第3回中国国際輸入博覧会にて展示
TANOTECH株式会社は、2020年11月16日、同社のモーショントレーニングシステム『TANO』について、導入に関するMOUを中国・達州市との間で締結したと発表した。
『TANO』は、同社が「次世代介護機器」として展開しているシステム。MOU締結は、同年11月5日から10日まで行われた第3回中国国際輸入博覧会にて実施されている。
現場の人手不足をテクノロジーで解決するシステム
『TANO』は、人間の体の動きや発声をセンサーによって捉え、ゲームのような感覚で楽しみながら機能計測や改善を行うことができるトレーニングシステム。神奈川県の「さがみロボット産業特区の取り組み」において、誕生している。
リハビリテーションやレクリエーションを楽しく円滑に行うツールとしての側面に加えて、『TANO』は現場の人手不足をテクノロジーで解決するシステムとしても期待されている。特に、コロナ禍により非接触・非対面化が求められるようになった施設から、問い合わせが増加しているという。
遠隔・非接触でリハビリテーションを行える
今回TANOTECH株式会社とMOUを締結した達州市は、コロナ禍でも遠隔・非接触でリハビリテーションを行える『TANO』を、高く評価。高齢化・介護人材不足問題において、テクノロジーで負担軽減させるシステムとして、同市施設における10台の導入を決めている。
なお、この締結が行われた第3回中国国際輸入博覧会において『TANO』は、他にも多くの引き合いを受ける人気を誇ったという。
(画像はプレスリリースより)

TANO - TANOTECH株式会社
http://tanotech.jp/schedule.htmlTANOTECH株式会社、達州市と『TANO』導入に関わるMOU締結 - @Press
https://www.atpress.ne.jp/news/235151