12月28日より一時閉鎖していた
日本年金機構は、2021年1月4日、大阪府大阪市の天王寺年金事務所において同日より業務を再開したと発表した。
同事務所は、職員の新型コロナウイルス感染が判明したことを受け、2020年12月28日より一時閉鎖の措置が執られていた。業務の再開は、消毒作業の終了や濃厚接触者の該当者がいないことを受けて、決定されている。
「人生100年時代」を見据えた社会経済インフラ
日本年金機構は、公的年金に係る適用・徴収・記録管理・相談・決定・給付といった運営業務を、国(厚生労働大臣)から委任・委託を受けて行っている組織。国民の共同連帯という理念に基づき、常に安定的に実施されるべきものとして事業に取り組み、日本のGDPの約1割に相当する52兆円もの年金を支給している。
同機構は、国民の意見を反映する形で提供サービスの質の向上を図るとともに、業務運営の効率化や業務運営における公正性・透明性の確保にも邁進。「再生プロジェクトの発展的継承」などの取り組みも推進し、「人生100年時代」を見据えた重要な社会経済インフラたらんとし続けている。
職員は執務中、常時マスクを着用していた
天王寺年金事務所では、2020年12月26日、同事務所に勤務している職員(70歳代・男性)の新型コロナウイルス感染が判明した。この事態を受けて日本年金機構は、同年12月28日より同事務所を一旦閉鎖。なお、同職員は執務中に常時マスクを着用しており、また同事務所の窓口は飛沫防止用のアクリル板などを設置していたことが、既に確認されている。
この再開に伴って、近隣の堀江年金事務所に設置されていた天王寺年金事務所の臨時窓口は、閉鎖された。
(画像は日本年金機構の公式ホームページより)

天王寺年金事務所(大阪府大阪市)の業務再開について - 日本年金機構
https://www.nenkin.go.jp/