腰痛が離職理由の1つ、人手不足の原因に
株式会社イノフィス(以下、イノフィス)は、同社が製造・販売する『マッスルスーツSoft-Power EASY-LIFT』を、介護施設運営の医療法人社団 幹人会(以下、幹人会)に納品したと、2月12日に発表している。
日本の介護業界では慢性的な人手不足と職員の身体的負担が深刻な課題となっている。特に、移乗介助や排せつ介助などの作業は腰痛を引き起こす要因となり、離職理由の1つでもある。
これらを受けてイノフィスは幹人会に対し、『マッスルスーツSoft-Power EASY-LIFT』を2024年12月に51台納品。夜勤に入る常勤の全職員に1着ずつ支給しており、介護職員1人1台の導入が実現した初めてのケースとなった。
腰部の負担を約33%軽減するアシストスーツ
『マッスルスーツSoft-Power EASY-LIFT』は、軽量で装着が簡単なアシストスーツである。腰部の負担を約33%軽減(イノフィスでの試験結果:屈曲姿勢時の背中部の筋活動電位を比較)し、本体重量も310gと軽量で動きやすいことも特徴の1つだ。
また、洗濯可能で手入れが容易であり、個人でも導入しやすい価格(メーカー希望小売価格:税込み22,000円)のエントリーモデルとなっている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社イノフィス プレスリリース
https://innophys.jp/news/20250212-2/