4つの機能を持つ新たな地域拠点が誕生
株式会社familinkは、大阪市鶴見区にて、デイサービス・ダンススタジオ・キッチン・シェアスペースの4つの機能を併せ持つ「多世代交流型拠点ROOP」を3月3日に開設する。
通常は併設されにくい介護保険事業と保険外事業を同一敷地内で運営する点が大きな特徴の多機能型施設。子どもから高齢者まで誰もが気軽に利用できる場を提供する。
地域に開かれた多機能スペースROOPの特長
ROOPは、さまざまな年齢や背景を持つ人々が自由に出入りできる、街に開かれた施設を目指し、複数の機能を有している。
「高齢者向けデイサービス」では、入浴や食事の提供を通じて、高齢者が安心して過ごせる環境を整備。生活を支えるインフラとしての役割も果たす。
デイサービス利用時間外は、「ダンススタジオ」として開放する。デイサービスとダンススタジオを一つの場所で展開することで、施設の有効活用と雇用創出を両立する。
さらに、ダンススタジオの運営コストを抑えることで、新たな習い事を始めるハードルを下げる狙いもある。立地についても、小さな子どもが通いやすいよう、最寄りの地下鉄「横堤」駅から徒歩3分の場所を選定した。
「シェアキッチン・シェアスペース」は、地域の主婦や働く人々が新しいチャレンジをしやすい環境を提供する。
また、デイサービスの食事も近隣カフェが提供することで、毎日の食事が楽しみになるような仕組み作りを行っている。
ROOPの入り口にある「住民共有スペース」は、地域住民も自由に利用できる憩いの場所だ。コーヒーを飲みながら読書をしたり、個展や研修会を開いたりと、さまざまな用途での利用を想定している。
これらの用途を備えた多機能施設として、高齢者だけが利用するデイサービスからの脱却を図る。日中デイサービスを利用する高齢者と、ダンスを習いに来た子どもが交流したり、子どもの習い事を見に来た親が共有スペースで一息ついたりと、多世代間の自然なつながりが生まれる場を目指している。
(画像はプレスリリースより)

株式会社familinkのプレスリリース
https://familink.jp/2025/02/27/rooppress/