25%が介護休業・介護休暇の知識不足
しゅふJOB総研は、「介護と仕事の両立」に関するアンケート調査の結果を発表した。
この調査は、仕事と家庭のバランスを目指す主婦・主夫536名を対象に行ったものである。
調査結果によると、現在「介護をしていない」人が87.3%を占める一方で、「将来的に介護が必要になると予想する」人は52.3%に上った。
また、介護休業や介護休暇を法律で取得できることを「知らない」人が25.0%を占めており、「介護と仕事の両立を難しい」と感じている人が95.6%に達していることも明らかになった。
「仕事と介護」両立の鍵は働き方の選択肢を増やすこと
フリーコメントからも、介護と仕事の厳しい現実が伺える。
例えば、50代の派遣社員は「状況は人それぞれで、終わりも見えないから」と語り、60代の無職の人は「両親の介護を突然することになり、仕事との両立は不可能だと感じ退職した」と述べている。
また、40代のパート・アルバイトからは「会社や上司が介護の大変さを理解してくれる環境なら、両立も可能だと思う」という希望の声も見られた。
しゅふJOB総研の川上敬太郎研究顧問は、育児と違い始まりも終わりも予測がつきにくい介護に対して、働き方の選択肢を増やすことの重要性を強調している。
(画像はプレスリリースより)
ビースタイルグループのプレスリリース
https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/news-33388/